2017年09月02日

富津のいちばん熱い日22

 22回目の「富津のいちばん熱い日」から、まもなく一週間がたとうとしている。
まごうかたなき、ほんとにいいライブだったと思う。
 いつも、このライブイベントは俺にとって特別な意味を持ち、特別な感慨を抱かせるのだが…今年はほんとに特別だった。俺だけがそうなのかな、と少し思っていたんだけれど、翌日に、俺が何も発信する前から、出演者から、スタッフから、そしてお客さまから…いろんな言葉で、いろんな表現で、感想を戴いた。だから、ほんとに良かったんだ!(なんか呆けた言い方だけど、今の気持ちにいちばん合っていると思う)と実感したんだ。

 それは「一体感」なのだと思う。このライブは「いつも必ずできる」ものではない。今年だってどうなるかわからなかったし、来年だってどうなるかわからない。だから、一歩ずつ、最初に会場の申し込み書類を書くところから、始めなくてはいけないんだ。
 だから、いろいろな意味を込めて、初心に帰ろうと考えた。
 
 今年はさらにいつも文字通り「走り回ってくれる」公式アシスタント・ディレクター、ユモトくんが仕事の都合でどうしても来られない。これも、俺の不安に拍車をかけてた事項のひとつ。

 でも、そこに、作り上げようというキモチが、それこそ全員に宿っていたんだと思う。
 いろんなひとが、いろんな立場で仕事をする、と名乗りを上げてくれた。

 今回、ステージ・マスターとして進行をコントロールしてくれたUWFが途中で俺に言ったひとこと。
「だいたい、プロデューサーってのは、テントの下でデーン、と構えてりゃいいんですよ」

 これはありがたかった。「富津」は、自分が大好きなバンドを、大好きな順番で、並べていく。自分が観たい、本来絶対ないような組み合わせも生まれていく。
 今まで、いろんな試行錯誤があった。だからこそ、今年は、自分がほんとにこの一年で関わりあった「ああ、このバントにでてほしいな」「このひとと一緒にやりたいな」という人とだけ、やりたかった。

 それが数々の名場面を生んだ。それが「俺にとって」だけでなく、観ているひとすべての名場面ならば、これ以上言うことはないじゃないか。
 アンコールに登場した國分亜沙妃に、スタッフの一致協力で車椅子でステージに上がったトキタオオゾラが恥ずかしそうに握手を求める。これは、ここにしかない名場面じゃないか。

 これから、各バンド別のライブリポートを書いていくつもりだけれど(実は、前回と前々回はやっていない。今回は、やりたくてしかたがない)今日はとにかく「ひとつの富津」としての文章を書きたかった。だから、いつもより文章がとっ散らかっている(^_^;)でも、これがいまの俺の偽らざるキモチなんだ。

 オモテの仕事と絡めるのは御法度かもしれないけれど、拓大紅陵軽音OBが大量集結し、あのときのように名演と、そして「秒速のセッティングと片付け」を披露し、それを見ているのはわざわざ鶴見からお母さんと来てくれた鶴見時代の教え子で、その前で、上大岡時代に上演し、今年再び、いまの学校の生徒たちが演じてくれた芝居のテーマソング「銀河旋律」を歌える。朝から汗だくで10時間に渡ってビデオを撮ってくれたのは、同僚の先輩だ。

 ああ、こんな理想郷があっていいのか。

 フォトグラファー・マドノくんからの写真が届いた。たくさんの出演してくれたバンドのかっちょいい写真があるんだけど、今日は、俺のキモチと感謝を表すために、敢えて自分が絡んでいる写真を載せたい。
 とくにラストのアンコール。HIRYUとソウル・キッチンがダブル・トリオ(キング・クリムゾンも吃驚)を組むところまでは決めてたんだけど、國分亜沙妃がコーラスで入り、トキタオオゾラが高いステージに上がり、ジルナのケンケンのドラムを借りて、ディレクター・フレディ飯田がスティックを握る。トリプル・ドラムだ。その中を、佐藤カンタ&ハヤタ兄弟が走り回るのはご愛嬌(^_^;)さらに、そのステージを観てなんと涙を流してくれたのは、なんと拓大紅陵軽音の現役高校生。彼女は幼い頃からスタン・ハンセンのようなお父さんに連れられて「富津」を観ていて、今年、自分のバンドでステージに立った。

 直前に、いや、その場で思いついたことを皆が現実化してくれた。そして、楽曲は「今夜はオールナイトで」。40年前!にこの曲を歌舞伎町の「最愚楽」で書いて歌っていたとき、還暦寸前にこんなことができるなんて、想像もしなかったよ。

 あれから一週間。相変わらず「現実が襲って」きてるけど、あの瞬間を胸に焼きつけて、もう少し頑張れる気がしてきたよ。

 かかわってくれたすべての人たちに感謝します。ほんとうにありがとうございました!

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<ジェイソン國分 今後のライブ>

@2017.9.2(土)
アズハイム上大岡 ジェイソン國分歌謡ショウ!

A2017.9.2(土)
木更津MICKhttp://may0925.blog.fc2.com/
第9回MICKフォークジャンボリー
22:00登場!「絶対歌ったことないし、二度と歌わないであろう曲」を歌います!

B2017.9.9(土)
メディカルホームグランダ青葉藤が丘 ジェイソン國分歌謡ショウ!

C2017.9.10(日)
横濱黄金町・はつこひ市場(京急線高架下スタジオSite−D)https://twitter.com/hatsukohimachi
w/マサ中山(第一亭マスター)

D2017.9.18(祭)
蒲田オッタンタhttp://studio80.org/
池タコライブ「今日は祭日、今夜はオールナイトで!」
新生5人編成HIRYU!

E2017.9.22(金)
横濱野毛サムズバーhttp://www8.plala.or.jp/samsbar/
「ジェイソン國分の魂が鳴りやまない夜・久々アコースティック・ナイト」

F2017.9.24(日)
アズハイム川崎中央 ジェイソン國分歌謡ショウ!

G2017.10.21(土)
木更津MICKhttp://may0925.blog.fc2.com/
「ミック13周年記念ライブ、5人編成HIRYU参上!」

H2017.11.18(土)
横濱野毛サムズバーhttp://www8.plala.or.jp/samsbar/
「ジェイソン國分生誕58周年記念祭・HIRYUvsソウルキッチン!」

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2017年08月27日

ありがとう富津2017

「富津のいちばん熱い日22」昨日無事終了いたしました(^_^)

心配していた降雨もなく、しかしたいへんな猛暑の中、すべての出演者がタイムテーブルをきっちりと守り、そして全員で定刻の撤収…

ラスト、HIRYUで歌っているときに泣いているひとを何人も見ました。

これこそ「富津」。俺が理想郷とするイベントなのです。その証左となるのがこの写真。全出演者と全スタッフが笑顔で収まる記念写真。「このために22年間、富津に通い続けた」フォトグラファー・マドノくん、ありがとう!

そして今日からまた、日常が始まる。

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posted by ジェイソン國分 at 12:54| Comment(16) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月24日

オカダ・カズチカはカネの雨を降らす そして俺は

 G1クライマックスは内藤哲也の優勝で幕を閉じた。しかも相手はケニー・オメガである。カードを観ただけで名勝負が期待できるというものである。

 さて俺はといえば、なんとか8/8の横浜文体に当日券で行くことができた。G1の横浜文体はいわゆる「決勝戦前の、決勝戦では絶対見られない好カード、というか不思議なカード」が観られる、ある種マニア的な中毒性のある大会なのである。

 この日のメインは「オカダカズチカvs鈴木みのる」という、なんというか、非常に困ったカードで(^_^;)
しかし、これが至上の名勝負だったのである。
 鈴木はUWF、いや、敢えて藤原組仕込みの、なんというか、痛みが伝わるどころじゃない、うわー、痛い!どうしよう!みたいな関節技をゴツゴツに繰り出す。しかし、相手はマネージャーの外道曰く「レベルが違うんだよ」オカダである。その端正な顔を歪めながらも、鈴木に踏まれながらも、華麗な技を繰り出し、ラスト5分はレインメーカー3連発、なんてやったりする。しかし、これまた鈴木はあの悪役顔で立ってきちゃうのである。

 このラストの攻防から客席の雰囲気は一変してきた。40代、50代であろう、俺と世代の近いおっちゃん(^_^;)たちは、「鈴木、折れー!折っちまえー!」「つ・ぶ・せー!!」と野太い声が響く。
 しかし、なんといっても相手はプロレスカードのCMに登場し、天龍源一郎からふなっしーさんとまでシングルマッチをやってしまう、良い子の味方オカダカズチカである。会場の小学生男子たちはやおら立ち上がり、「オカダー!」ともはや泣き声で絶叫する。
 これだよ!これがプロレスだよ!

 結果は30分フルタイム・ドロー。しかし、こんな試合を見せられては、もう、満足して帰るほかはない。

 
 先日書いたNumber誌のインタビューでオカダは、内藤のロス・インゴ・ブレナプレス・デ・ハポンも、ケニー・オメガも棚橋もみーんな認めたうえで「でも、ぼくがチャンピオンでいなくちゃいけないんです」と語った。「新日本プロレスを背負っていく」と決めたのだそうだ。今まで、棚橋・中邑がやってきたことも、十分認めたうえで「背負っていく」と。
 これは傲岸不遜とはわけが違う。現にオカダは「とくにありません」と得意のオカダ節を炸裂させるだけでなく、テレビ中継のない、ものすごい地方の、何もないような町での興行で、外道と二人で自前で作った「レインメーカー・ドル札」をばらまきながら登場する。これはお客さん嬉しいだろう。そして、あんな試合見せられちゃ、またプロレス行くしかない!って思うだろう。現在の新日の隆盛の理由がここにある。


 「富津のいちばん熱い日22」まであと2日。精鋭15組が富津公園に集う。
 やはり、いちばん大事なのは、来てくれたお客さんが「よかった」「面白かった」果ては「いやー、凄かった!」と言って帰り道の話題にしてくれれば最高なんだ。

 よかったら、観に来てほしい。どこから観ても、面白いから。俺は「第0試合」と「メインイベント」さらに「特別試合」に登場するんだけど、とっちかというと役柄はスズキさんだけどね(^_^;)

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シン・富津のいちばん熱い日22
於・千葉県富津市・富津公園野外大音楽堂
8/26(土)12:00〜20:00

11:55 開会宣言

12:00 -12:30ジェイソン國分&ザ・ソウルキッチン

12:35-12:55 うどんふれんズ(拓大紅陵軽音現役代表)

13:00-13:30 バックオフィス+佐藤剛(g)

13:35-14:05 新垣隼人

14:10-14:40 リアライズ

14:45-14:55 富津功労者枠

15:00-15:30 池上タコ飲み倶楽部スーパースターズ

15:35-16:05 東亜蚊又

16:10-16:40 ニュータウン

16:45-17:15 男祭

17:20-17:40 國分亜沙妃スーパーユニット

17:40-18:10 ファンキーオブスピリッツ

18:15-18:45 スケアクロウズ

18:50-19:20 ジルナノード

19:25-20:00 HIRYU

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posted by ジェイソン國分 at 13:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする