ああ、そうだよな、と気づかされたのは、あれから15年の歳月がたっているのだということ。当たり前だけど、秋山のSaxはより激しさと透明度を増していた。誇張なく世界各国で磨かれてきたのだろう。最初の一音で射抜かれた。
そして今回の「二人jaja」の相方、上浪さやか嬢はかわいらしいお嬢さんで(言い方がおっさん)しかしその卓越したテクニックは秋山のソプラノサックスをしっかり底支えしていた。
さあ、いよいよ共演タイムだ。ここでリハ時に秋山氏から提案。「サックスもヴォーカルも、PA通さず生音でやろう(^_^)」そう来たか!でもこれは嬉しい挑戦だ。かくして…
自分の詩の世界に、あのアキヤマユキオのソプラノサックスが絡む…なんと豊穣で至福な世界なんだ。
有難い満場の拍手を戴いて、今日は大満足、だったのだが(^_^;)
なんとアンコール時にもう一曲やろう!と。
この曲は、秋山氏の親友が急逝され、彼の残された曲をアキヤマユキオが自らのジャズヴォーカルで丸々CD一枚アルバムにした、という、そういう大事な曲だ。その中のブギを一曲歌わせていただいた。もちろん再会してからたったの四日、でも秋山も俺の「アイスプラネット」をたった四日で合わせてきたわけで…
結果的には素晴らしい一夜になった。
最後に秋山自身から「あのフェス」への参戦表明が行われた。なんて有難い。それ以前にやるのか!あのフェス!という正直な感はあるが(^_^;)
この日、15年の邂逅、歳月は一瞬で溶けたとともに、アキヤマユキオのソプラノサックスは15光年くらいの飛躍を遂げており、それを肌で感じることができた。
さあ、ボーっと生きるわけにはいかねえなあ(^_^)サンクス!アキヤマユキオ!
2019.2.16
木更津MICK
アキヤマユキオw/ジェイソン國分
1.アイスプラネット
アンコール
2.ジャスティン・パラダイス・ナイト