そんな中、最近また清志郎をよく聴く。たしか5/2がご命日だった気がする。というわけで、今から書くのは2010年11月のこの記事http://jasonk.seesaa.net/article/169404680.htmlとこの記事http://jasonk.seesaa.net/article/169867428.htmlの続きだったりする(^_^;)
「新生」RCサクセションの実質的デビュー作「ラプソディ」。ラプソディとは「狂詩曲」で、「気分のままに自由に曲を演奏すること」だから、これほど当時のRCを表すのに絶妙なタイトルもないだろう。このアルバムはライブアルバム。清志郎は「ライヴの勢いをそのまま出した方がいい」と考え、さらにスタジオ録音で音をいじられることを嫌っていたため(次の「プリーズ」はまさにそうだった)今はなき久保講堂!でのライブが録音された。
当時のRCは渋谷屋根裏四日連続で500人動員(当時の屋根裏を知っているとこれがいかに凄い数だかわかる)し、まさに破竹の勢いだ。
俺がこのアルバムを聴いていて大好きだった、いや、今でも大好きなのは「よォーこそ」だ。要するにライブのオープニングで、メンバー紹介の曲なのだが、のちに出る本作の完全版ともいえるライヴ・アルバム『RHAPSODY NAKED』に完全収録された仲井戸“チャボ”麗市によるオープニングMC
「イエー!イエー!イエーって言ってりゃいいってもんじゃねえぞコノヤロー!」から始まる、まさに「日本のロックがここから始まるぜ」という、昂揚感溢れるスタートにふさわしい曲だ。
♪ラーメン食うしか〜いや違った(^_^;)「ギター弾くしか能のないヤツさ 古くからのオイラのダチさ」とか「気の合うヤツなんてそうざらにいるもんじゃないぜ だけどコイツならと オイラ目をつけた オイラと組まないか? ヘイ、ドラマー!」とか、バンドを始めた若者がもうワクワクするしかないような歌詞を清志郎が叩きだすさまは、年寄りになった今もココロ奮い立てられるものがあるんだ。
「バンドマン、歌ってよ」と歌う表題曲「ラプソディ」のように、ヒットした?「雨上がりの夜空に」以外にも、たくさんのぐっとくるナンバーが収められた最高のアルバムだ。まさに「魂は伝達可能@ボーダー」なんだ。
たくさんのバンドマンや、そしてバンドマンじゃない人たちに、魂が伝達できたらいいな、と思っている(^_^)
<ジェイソン國分 今後のライブ>
@2018.4.21(土)
蒲田オッタンタ
「歌う弁護士」ユウゴ氏ワンマンライブのゲスト
UF&J、登場!
A2018.4.29(土)
アズハイム上大岡
ジェイソン國分歌謡ショウ!
B2018.5.4(祝)
横須賀・ヤンガー・ザン・イエスタデイ
酒井なるひろ&YSS、そして噂のザイブスとのスリーマン!
シン・新生HIRYU大登場!
C2018.5.20(日)
蒲田オッタンタ
ジェイソン國分&ザ・ソウルキッチン ワンマンライブ!
スペシャルゲスト・幽霊会社みちづれ、決定!
D2018.5.27(日)
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ジェイソン國分歌謡ショウ!
E2018.6.3(日)⇒日程が変わりました
新橋・落陽
西宮氏ご命日追悼ライブ
池タコスペシャルユニット
F2018.7.1(日)
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