2015年01月02日

Knock Me Tonight!

 元日届いた賀状の中に「たびだちのむら」のカナちゃんから「ひりゅうそっくりのバンドみつけた!ともだち?」と書いてあって、「んー?」と調べたらこの映像だった(^_^;)

https://www.youtube.com/watch?v=sg-zW9qwko0

そう、全盛期のハウンドドッグさまですよ。「野外」で「ハードロックがかったロックンロール」、「ギターバンドなのにキーボードが大事に使われる」「ドラマーがダブルバス」「ヴォーカルが客席まで煽りにいく(^_^;)」…んー、たしかにみたとこの共通点は多いかも(^_^;)

いやー、このバンドに「そっくり」とか言われるのはありがたいですねー。恐縮です。んで…

https://www.youtube.com/watch?v=vsW8-5q2aHI

 俺、ハウンドドッグだとこの曲が好きなのね。「Knock Me Tonight!」。ARBと同時期に出てきたんで、それほどハマったわけではないけど、ハウンドドッグって、一度大きなメンバーチェンジをしてるんだよね。それまでは、仙台の大学の同級生バンドだった。リーダーの大友康平氏は、ギターの八島順一氏とキーボードの箕輪単志氏を残し、残りの三人を「切った」。プロのバンドだから、いろいろあるだろうし、実際にそのあと入ったのが元ツイストの鮫島秀樹氏らで、サウンドはぐっと本格的になったんだよね。
 でもこのとき、大友康平はファンからえらいバッシングを受けたんだ。「幼馴染を切るなんて許せない」「メンバー変わったら、もうハウンドドッグじゃない、って。
 そして最初に出した12インチシングルが「Knock Me Tonight!」。あの「フォルテシモ」の一枚前だったと思う。この曲聴いたとき、大友康平の「決心」とか「想い」とか「気合い」…「矜持」が一気に伝わってきた気がしたんだ。

 一緒にするな、と言われそうだが…もう20年近く前、HIRYUは俺とヨシテツだけになった。それまで案外伸びてきてて、「富津」も始まってたとこ。もう一人いたギターがなんともいえない理由で脱退することになり、代わりに入ったキーボードがもっととんでもない展開になり(~_~;)彼女を辞めさせ、そしたらその一部始終を見てたベーシストがやんなって脱退を表明した。ここまではよくある話(そうでもないか?)なんだが、ここで困ったのがドラマー。オリジナルメンバーなんだが…明らかにその五年ほどはやる気がなくなってた。今だからはっきりいえるけど、彼はあんまり、もうバンドやりたくなくなってたんだ。スタジオにも自分で来なくなり、俺が送り迎えしてた(~_~;)でも、これ、彼を責められない。だって、バンドやってりゃいいってもんじゃないもの。仕事だったり、家庭だったり、いろんなもんが縛り付けるファクターになる上に、そんなにバンドやることにのめりこめないなら、やる必要のないことなんだ。あのとき、ヨシテツが「もう、いいじゃないか。二人でもう一度イチから始めよう」と言ってくれたので、俺は決心がついた。そうでなければ、今でも彼と「ダラダラした」バンドをやってたかもしれない(その前に、続いてないか)
 結果的に彼とはきちんと話し、脱退してもらい、今でも良好な関係が続いている。

 このとき、俺、めちゃめちゃ攻撃されたんだ。今だったら「炎上」ってやつかな。やれ「Sくんをきるなんて、なんて冷たいの」「親友をクビにしてまでバンド続けたいのか」とかね。このとき、大友さんのキモチが痛いほどわかった。外野って、いろんなこと言うんだよな。このときはめちゃくちゃ落ち込んだ。
 さらにこのあと、ベーシストを戻そう、ということになり、別バンドのライブで偶然遭遇した彼に「もう一度、演らないかい?」と優しく声をかけたら…「あんたとは、もう絶対やりたくない」と(~_~;)そのあと、これ以上はないだろうという、ありとあらゆる罵詈雑言を浴びせられた。これは流石にキツかった。

 でもね。神様はちゃんと見てるんだ。このとき、我々の話をずっと聞いていた人物がやおら立ち上がり「コクブさん、あなたがそこまで言われることはない。HIRYUのベースは俺が弾く」と宣言したんだ。この人物こそ、その日のメインバンドのベーシスト、UWF田村氏だった。彼は相方だったドラマーのMASATOを伴ってHIRYUに加入、やむにやまれぬ理由で脱退するまで、11年!に渡ってベーシストの座についてくれた。そう、先日のお誕生ライブでCHDとのツーショットに納まった彼である。今のHIRYUの基礎は確実にこのときにできた、と思っている。この日のことを歌った曲が「伝説の夜のために」だ。
 俺は、バンドってのは、もうこれしかないんだよ、っていうヤツラとやっていきたい。そうやってそれからやってきたから、いまのHIRYUがあるわけで。現メンバーには感謝している。

 かなちゃん、サンクス。きみにはHIRYUがこんなにカッコよく見えているのか。こりゃあ、期待を裏切るわけにはいかないよな。今年も突っ走るから、また野外ステージで会おうぜ。
posted by ジェイソン國分 at 23:30| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする