2014年12月02日

憧れの男(^_^)

 高倉健氏の逝去の報を受けて、書こうと思ってたネタなのだけど…本日何と菅原文太氏の訃報が届いた。お二人のご逝去を悼み書かせていただきます。

 「昭和の名優」とか「礼儀正しい人」という記事が躍っているけど、もちろん、その側面からも素晴らしい人たちだと思うけど、俺、この二人ってやはり「憧れの男」だと思うんだよね。
 いま、よく男が「草食になった」とか「草食系」とかいう言葉を見聞するじゃない。このジェンダーの時代、もちろん女性が前面に立って引っ張っていくのを悪いことだとは思わないんだけど…やっぱりこれってどうかなあと思う。

 そこでずっと考えてるのは…俺たちの親父の世代って、石原裕次郎と小林旭がいたんだよね。すげえカッコ良くて、ファッションから何から、そう、酒の飲み方から煙草の吸い方までマネしたくなるような男。そして大事なところは、真面目じゃないんだ(爆)ちょっとワルいんだよね。
 俺の死んだ親父は石原裕次郎と同じ生年月日でさ。大好きだったんだよね、裕次郎。若いときの写真観るとトレンチの襟立てて煙草咥えててさ。もう、なんも説明されなくても好きなんだってわかる(^_^)。そしたらなんと同じ年に亡くなったんだ。親父のほうがふた月ほど早かったんだけど…同じ52歳でさ。俺、不謹慎だけど、裕ちゃんの訃報を聞いて「親父、喜んでるだろうなあ。握手とかしにいってるんだろうなあ(^_^;)」って考えてた。まだ創生期のカラオケやむちゃくちゃ高そうな銀座のクラブで、裕ちゃんの歌ばっか歌っててさ。これがまた、あんま、上手くねーんだ(笑)「我が人生に悔いなし」って、こんなタイトル、マジかいって歌が晩年に出てさ。親父は病院のベッドの上で俺に借りた初期のウォークマンでこれ聴いて「ちきしょう、早く歌いに行きてえ」って言ってた。だからこの曲は今では俺のレパートリーのひとつになってる。

 そして俺たちの世代にはなんといっても萩原健一と松田優作がいる。この二人も、そうだろう。むちゃくちゃカッコよくて、しかもワルい(爆)
 ショーケン。「太陽にほえろ!」もシビレたけど、なんといっても「傷だらけの天使」だ。あのオープニング、真似しませんでした?俺ももちろん、ヘッドホンしながら牛乳瓶のフタ口で開けて、ダラダラこぼして怒られてました(~_~;)
 そして、松田優作。ジーパン刑事の走り方や殉職シーンはもちろん真似したけど、なんといっても「探偵物語」。ベスパ欲しかったなあ。当時煙草吸ってたから、百円ライターの炎最大限にして火をつけてさ(^_^;)

 この男たち、もちろん女性からも大人気なんだけど、なんというか「女にはわからねえぜ」的な魅力があった。こんな男になりたい、と皆憧れたヒーローだったんだ。

 んで、今。
 文字通り「ヒーロー」はジャニーズのひとになってる。たしかに、カッコいいけど、前述した展開とはちょっと違う。いわゆる「イケメン」の域をでないんだ。いまの若い男たちは、この辺が「憧れの男」なんだろうか。うーん。これは「草食」になってもいたしかたないのでは。

 でもね。こないだの羽生結弦くん、観ました?不慮の事故からの強硬出場、ってことじゃなく、あの試合で音楽かかった瞬間の「眼」。いわゆる目力(めぢから)つてやつだ。すげえ。いい意味でゾッとした。ああいう男がいるから、この国はもう少し大丈夫かもね。彼、誰かと同い年なんだけど(^_^;)、ゲイリー・ムーア使ってるし。

 俺の「憧れの男」は数々いるけど、その一人が藤竜也。「大追跡」とか「プロハンター」観てて、こういうオヤジになりたいと思ってた。いま、なれてんだろうか。彼、たとえばガラパン一丁で逃げてても、カッコいいんだよね。こんどエディさんの伝手で会えるかもしれなくて、ワクワクしてるんだ(^_^)

 健さんと文太さんは、親父よりもうちょっと上の人たちの憧れだったんだろう。ご冥福をお祈りします。

(今回、あえて敬称略にさせていただきました)



 


posted by ジェイソン國分 at 01:20| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする