2014年11月03日

また逢おうと竜馬は言った

 オモテの仕事については書かない当ブログだが、やはりこれは書いておきたい。

 昨年の「銀河旋律」に引き続き、文化祭に於いて三年生の有志演劇を上演した。昨年の成功を目の当たりにした子どもたちから「やりたい!」という声がたくさん上がったからなんだが…
 実はこれ、俺は一年次から授業中に「音声指導」なるものの一環としてやってきたものの集大成として位置付けていて、一年生では漢文で四字熟語(「矛盾」とか「四面楚歌」とかですな(^_^))を小芝居にしたりしてたんだよね。
 だから、今年からのお付き合いであるいまの三年生諸君は「いきなり」の大舞台になる。とっても心配してたんだが…

 でも、しっかりやってくれました。やっぱり、子どものチカラって凄いなあ、と素直に思う。

 ストーリーは、知ってる方はもちろんご存じ、成井豊氏の原作になる。上演許可をいただき、そのままやると二時間かかっちゃうので、切りに切った編集、さらに中学生にわかるように脚本準備した。ちょっと難しかったかなあ。でも「大人の芝居」をやりたい、という意見が多く、もし照れたりしたらどうぶつの芝居にかえるぞ、との約束をして臨む(^_^;)。

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 主人公はツアーコンダクターなのに乗り物酔いが酷く、さらには好きな女の子にも上手く接することができない、まーいわゆる情けないにーちゃんだ。彼は坂本竜馬を尊敬していて、いつも「竜馬がゆく」の文庫本を肌身離さず持っている。要するに彼のわきに立つ竜馬はインナースペースの存在なのである。
 
 「男の中の男」を標榜するがぜーんぜん上手くいかない主人公だが、他人のためには大奮闘する。そして彼はふとしたことから大事件にまきこまれていくのである…

 こういうお話なので、「わるもの」のボスにも尊敬する土方歳三がいたりして、インナースペース同士の存在同士でもいがみあったり戦ったりするのである(^_^)

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 この物語の根幹は「独り立ち=たびだち」だ。クライマックスで自分にほんの少しの自信をつけた主人公は、自分ひとりで世の中の大海原に漕ぎ出していく。敬愛する竜馬に「また逢おう」とサヨナラを言って。

 今回、アクシデントが満載だった。助監督として手伝ってくれた美術科非常勤のイチカワ先生が必死で作ってくれた「舵のオブジェ」は重すぎて吊る下げられないし、ジュンペイ先生が作ってくれたタイトルロールは機材トラブルで流れないし。

 そんな中、教え子たちは200%以上のチカラを発揮してくれた。子どもたちには全く非がないトラブルによって東奔西走する俺を見かねて「先生、私が代わりにやります!」と午前四時!までかかって俺の代わりに台本のリライトしてくれた子はあくる日の授業中に倒れて病院へ(~_~;)診断名は「過労」(T_T)
 今回、小道具にもあまり手が回らず、舞台の重要なキーとなる浮世絵(これがホンモノか、と見まがうぐらい物凄いんだ)を一晩で書いてきてくれた子…

 演劇ってのはいろんな才能が集まってできる。ほんのちょっとした「自分にしかできないこと」を活かせる場なのだ、と感じる。そして、このメンバーは部活でも、クラスでも、委員会でもない。だから、つるんだことのない子もいれば、人前にたったこともない子もいる。
 でも、だからこそ、やるべきなんだ。真摯な想いは時間も超越する。

 また、主題歌を書いちゃいました。「銀河旋律」に続く、俺が感銘を受けた舞台にちりばめられた「言葉」を寄せ集めたような歌です。自分の歌を、生徒たちが大声で、これ以上ない笑顔でエンディングで歌ってくれる。これ以上の至福はないやね。だから、「やはり國分は最後は歌っちゃうんだねー(^_^)」というご指摘にもうなずきますよ、はい。

 卒業を控える子どもたちに、これからは一人でやってかなきゃなんないことがたくさんあるんだ、ツラいこともたくさんあるぜ、でもね。ということを伝えたかった。いつのときでも心の中のロックンロールが鳴りやまなければ、俺たちはなんとかやっていけるんだ。

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(写真掲載承認済)

<ジェイソン國分 秋の大感謝祭ツアー 終盤戦!>

11/3 (月・祝)平和島・太陽の広場 大田区民フェスタ 池タコスーパーバンド
  「酒飲みのチャンピオン」演ります!  13:05登場予定!
posted by ジェイソン國分 at 09:05| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月01日

10/26 日吉Nap ライブリポート

 ※しばらく、溜まっていたネタを書かせてください(^_^)

 HIRYUバラ売りツアー最終戦は、Toru−Johnとの日吉Nap。前回、Toru−Johnにはゲストの形で出て貰ったのだが、そのときあまりにヘロヘロだったのにご好評をいただき、本日正式登場、しかも40分ステージ。
 これはお客さまに無様なところは見せられん!とお互い文化祭前で怒涛のスケジュールをやり繰りし、過日日吉の楽器屋さんに集合、一時間かっきりのリハを敢行。

 さあ、と勢い込んで出撃したNap、うーん、マイナスのことは書かない当ブログだが、これは書こう。
 俺らの関係の方以外、お客さまがいない。通常ブッキングだし、五組も登場しているのにかかわらずだ。最初のバンドは自分が演奏したらいそいそと帰っちゃうしさ。それはいくらなんでもないだろう。そうしたいんなら、ワンマンやればいいんだよ。
 二組目と三組目の方は、超「発表会」状態で。これってさ、何がイヤだって、自分を見に来てくれたお客さまに申し訳なさすぎるんだよ。自分たちはお客をひとりも呼ばずに、なんで忙しい中駆けつけてくれた方々にあんたらの発表会見せなくちゃならないんだ。

 テンション下がることおびただしいが、直前に出てくれたなるTのおかげもあり、なんとか新曲を含めて演らせていただきました。
 うーん。次回Nap、12/29歌い納めオファーいただきました。うーん。どうしよう。ほんとにマスターもいいひとで素晴らしい音のハコなんだ。出演者が矜持持たなきゃダメだよな。

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10/26 日吉Nap ジェイソン國分&Toru−John セットリスト

1.たびだちのうた2014(新曲!有志演劇「また逢おうと龍馬は言った」主題歌)
2.ロックンロールが鳴りやまない

Toru−John登場
3.One More Chance
4.星が降るまえに
5.凍った星から降りたいんだ(新曲?初のバンドアレンジ)
6.ステファンの息子
7.Brother&Friends

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<ジェイソン國分 秋の大感謝祭ツアー 終盤戦!>

11/3 (月・祝)平和島・太陽の広場 大田区民フェスタ 池タコスーパーバンド
  「酒飲みのチャンピオン」演ります!
posted by ジェイソン國分 at 23:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする